復縁したい相手に対しての想いをメールや手紙で伝えたい人が気を付ける事

私は復縁屋に勤務しているので復縁したい人が、復縁したい相手に対しての反省や謝罪や気持ちを伝えたいと送った手紙やメールを見る機会があります。

しかしその内容は、何故こんな内容で送ってしまったのか、こんな内容では相手に気持ちが伝わることは無い、この内容では復縁どころかマイナスの効果しかない、というものばかりです。

けれどその内容を考えた復縁したい人本人は、自分では良い内容だと思っていて何も問題は無いと思っています。

しかし結果は、相手からの返事などのリアクションは無い、となります。

相手にきちんと伝わる内容であれば返信が来たかもしれません。

もちろん来なかった可能性もあるとは言えますが、一目見て相手から返信が無いだろうな、とわかる内容であれば送る意味さえないのではないでしょうか？

はっきり言って復縁したい人の作るメールや手紙の内容は相手の迷惑にしかならないし、気持ちが伝わることも無い、という内容でしかありません。

言っては悪いですが送る意味が無いどころか送るとマイナスにしかならないのです。

もし今復縁したいと望む相手に対しての想いをメールや手紙で伝えようとしている人がいらっしゃれば、今作った内容をそのまま復縁したい相手に送るのではなく、このブログを読んでから見返して書き直してから送ることをお勧めします。

復縁したい人が、復縁したい相手に対しての反省や謝罪や気持ちを伝えたいと考えて作成する手紙やメールの内容の一番の問題点は、自分の気持ちを押し付ける内容になっている事です。

例えば反省しているという事を書くときにもうしませんという事は書いてありますが、なんでそんな事をしてしまったかという事についての理解と二度と繰り返さないための方法などは書いてありません。

その上でもうしないから復縁してください、というような事を書いています。

また謝罪についても、ゴメンなさい、申し訳ない、という事は書いてありますが、何がどう悪かったのかという理解やどう改善していくかの方法などは書いてありません。

その上で許してください復縁してください、というような事を書いています。

また相手が自分について今どう思っているか、何故別れてしまったのか、については書かず、自分がどれだけ相手の事を好きか、自分がどれだけ復縁したいか、という事ばかり書いています。

他にも今まで二人の間にあった事や起こった事、別れた現在自分が思っている事を羅列している内容が延々と続いて最後が復縁したい、で締めくくられている事も多いです。

こういった内容であれば相手から見れば、謝罪も反省も無く気持ちを押し付けて復縁したいという事が書かれているようにしか感じません。

これでは相手はメールや手紙を見ただけで読むかどうかを迷ってしまうようなレベルであり、そんなメールや手紙にどんなに好きな気持ちがこもっていようともその気持ちが相手に伝わることはありません。

こういった内容では気持ちが相手に伝わらない上に復縁も遠ざけてしまう事になってしまいます。

相手に自分の反省を伝えたい、謝罪の気持ちを伝えたい、真剣に想っていた事を伝えたい、だから手紙やメールを送りたいと考えていたはずです。

けれど実際に作成したメールや手紙の内容が、相手が自分と復縁したいと思ってくれる為に書くという下心を基に考えていれば、それはそのまま相手に伝わってしまいます。

伝えたい事が、反省、謝罪、想い、であれば反省、謝罪、想い、について書くべきです。

だから相手に伝わるのです。

伝えたいことが、復縁したい、になっていれば復縁したいとしか書かれていません。

だから復縁したいという事しか相手に伝わらないのです。

メールや手紙は相手への意思疎通を図るコミュニケーションツールであり一方からの宣言のような発信のみで相手がすべてを理解出来るという事は有り得ない、という事を理解する必要があります。

相手が理解出来るのはあくまで書いてある内容だけなのです。

その背景や奥底にある考え方なんて相手が考える必要も無ければ、書いてない事を考える事は出来ません。

過去を振り返っての悪い行いを伝えるのではなく、今現在の自分の復縁したい気持ちを押し付ける内容でしかない、というメールや手紙にどんな意味があるのでしょうか？

別れた相手がそれを許容する事などあり得ない、としか言いようがありません。

こういった事を理解せずに一方的にメールを送っても手紙を送っても相手に気持ちが伝わらない、と言っている人が多過ぎます。

元々伝わらないメールや手紙を書いている事が問題なのです。

受け入れない相手が問題な訳ではないのです。

伝わることのないものを書いておいて伝わらないなんて当たり前の事なのです。

自分が相手に対して伝えたい事を正直に書くから相手に伝わるのです。

そこに下心や計算なんて必要ないどころか邪魔にしかならないのです。

自分の気持ちを押し付ける内容のメールや手紙を書く人が多いから復縁に結びついていないという現実があるという事を理解する必要があります。