配偶者から離婚を切り出されてしまったが何とかして復縁したい場合の心構え

配偶者から離婚を切り出されてしまったが何とかして復縁したい場合の心構え

配偶者から離婚を切り出されて復縁したいと望む人は、改善するから、二度としないから、愛しているから、別れたくないから、と相手に伝える事で復縁を望みます。

しかし言葉で相手に伝えたくらいで離婚を回避できたという人はいません。

言葉で回避できるような状況であれば、配偶者は離婚という言葉を使わないでしょうから当然の事です。

まず配偶者から離婚を切り出されるという事は相当悪い状況であることを理解する必要があります。

ただお付き合いしているだけであれば別れるのも難しくはありませんが、婚姻関係にある場合で離婚するなら別れるのに手続きも必要になりますし、関係各所に連絡も必要ですし、相当大変です。

大変な事を迎えるとわかっていてもそれ以上に別れたい気持ちが強いという事は、簡単に考えていい状況ではないのは誰でも理解出来るはずです。

お相手の方とどれだけのお付き合いがあったのかはわかりません。

交際から結婚、そして結婚生活、最低でも数年は経過しているでしょう。

もしかしたら数十年経過しているのかもしれません。

そういった思い出、情、子供、色々な事を含めた上でそれでも離婚したいと望む相手の気持ちは相当なものです。

逆に言えば、今まで一緒に過ごしてきた家族という関係性があるにもかかわらず離婚したいと言われるという事は、それだけ相手に耐えがたい事をし続けていた、という事にもなります。

それを言葉だけでどうにかできるかと考えた場合、出来る訳が無いというのは当然の事なのです。

まず思い返してみて下さい。

相手からこういった事はされたくないと伝えられていませんでしたか?

話を聞いて欲しいと言われていませんでしたか?

相手の意見を聞かず自分の意見を押し通していませんでしたか?

家庭に協力していましたか?怒鳴ったりしたことは無いですか?

きちんと二人で将来への思いを共有していましたか?

二人での会話はちゃんとしていましたか?

他にも色々ありますが、相手が離婚を思い至った理由は日々の積み重ねによるものです。

その事実に気付けるかどうかが復縁出来るかどうかを分けるのです。

気付ければ、自分を変えていかなければならない事が理解出来るでしょう。

気付けなければそのまま離婚になるでしょう。

配偶者から離婚を切り出された場合、まずその事の重大さを理解する必要があるのです。

事の重大さを理解できるのであれば、離婚を切り出された時点で態度や考え方を改めることなく言葉でどうにか出来ないかと考える事はないでしょう。

それが理解出来るかどうかが今後離婚を回避する事が出来るのか、離婚の回避が出来なくてもその後復縁の可能性を発生させられるかどうかを分けるのです。