別れの原因に至る今までの自分自身を改善するという自己改善を選択する必要がある
復縁方法としての自己改善をする為には、別れの原因を正確に紐解く必要があります。
以前にも書きましたが、自分を向上させる事柄であればすべての事が自己改善であると言えますが、別れの原因に対処するものでなければ復縁方法としての自己改善とはならなくなってしまうからです。
けれどここで難しいのは別れの原因とは、単発での事柄ではなく継続的な事柄が原因となっている事が多いところにあります。
ですから別れに原因を考える時には、別れの直前について直接的で短絡的に考えるのではなく、お付き合いしていた期間をさかのぼって複数の視点から複合的に考える必要があるのです。
そうして初めて復縁方法としての自己改善を実践する事が出来るようになるのです。
例えば、自己中心的過ぎてワガママに付き合えなくなり気持ちが薄れてきたと言われて別れた場合、復縁したいと望む人はワガママを言わないからという自己改善をしようとします。
けれど別れに繋がる問題はワガママを言うか言わないかという問題ではないはずです。
確かにワガママを言わないというのも自己改善の一つとは言えるのかもしれませんが、復縁方法としての自己改善ではありません。
まず自己中心的であるという事は、自分の事しか考えておらず相手の気持ちなどを考えていないからこそ言われる言葉です。
そう考えれば、自身が普段から継続的に相手の事を省みない傾向にあったという事になります。
そして相手の気持ちを考える事が無いからこそ自分にとって都合の良い事しか言わないとなり、相手はワガママを言われている、と感じるという事になります。
それであれば改善しなければならない部分とは、自分を中心として考えて人の気持ちを省みないというところであり、そういった考え方の元に自分に都合の良い要求ばかりするところであるはずです。
もっと端的に言ってしまえば、自分の態度や考え方を改善する必要があるという事です。
こうした部分に対して自己改善を行うからこそ復縁方法としての自己改善となるのです。
復縁したいと望む人は、別れの直接的な原因となった事柄をもうしないという自己改善を選択するのではなく、別れの原因に至る今までの自分自身を改善するという自己改善を選択する必要があるのです。
そうして初めて復縁方法としての自己改善を行っているとなり、復縁に繋がる、となるのです。
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